福井県を代表する地酒といえば、黒龍酒造株式会社さんが作っているお酒を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか??知っている方も知らない方も必見!醸造元の黒龍酒造株式会社さんについて詳細や「黒龍 しずく」をいただいてみての感想等についてお伝えしていきますね。
黒龍酒造株式会社とは?
創業1804年(文化元年)に、石田屋初代蔵元の二左衛門さんにより創業されました。
福井県は水質に優れた土地であった事、松岡藩が奨励した事もあって、全盛期には17を数えた酒造がありましたが、今では、黒龍酒造さんと他1軒のみだそうです。銘柄については、蔵がある松岡町を流れる九頭竜川の古名「黒龍川」に由来にしているそうです。
お酒を作る原点は何?
銘酒の原点は仕込みの水にあるそうです。
この仕込みの水がお酒の口当たりを黒龍独特の優しい口当たりにしてくれています。松岡の土地は長い年月をかけ、霊峰白山山系の雪解け水が山の滋養濾過を経てもう一度名水として湧き出てきます。自然のフィルターを通過してきた澄み切った伏流水は、軟水の特徴が活きた軽く軟らかくしなやかな口当たりをしています。
この水こそが黒龍酒造さんが目指す綺麗でふくらみのある吟醸酒に最適だそうです。
お米にもこだわる!
お米選びは、よい水に匹敵するほどお酒造りには重要な原料です。黒龍酒造さんで作られるお酒は、東条産の山田錦、福井県大野産の五百万石等とお酒作りに1番適している厳選されたお米を使っています。選び抜かれた上質のお米だけで、高品質のお酒造りを日々行っているんですね!
ラベルにもこだわりが!
福井県の越前市には、「越前和紙」を作る日本最大級の和紙の産地があります。その高い技術は人間国宝を輩出しているレベルで、書画界でも長く愛用されてきました。
この「越前和紙」をはじめてラベルに使った商品が今回ご紹介する「黒龍 しずく」です。
伝統工芸品規格をクリアした和紙のラベルに描かれている「しずく」は、パリの個展でも有名な福井を代表する書家・吉川壽一先生の書です。お酒の見た目をより一層引き立たせてくれる題字ですよね!!「しずく」以外にも、越前和紙ラベルは(二左衛門、石田屋、火いら寿)が使用され、1本1本手作業で貼られています!
極みの酒!大吟醸 ラインナップ
黒龍酒造のお酒の種類は色々ありますが、その中でも、極みの酒とされる部類のお酒があります。
<極みの酒のラインナップ>
があり、「黒龍 しずく」は極みの酒の中の1つです。6月と10月の限定発売のみ。
極みの酒は限定品が多いことから、地元でも中々手に入りません。店頭に並ぶことも稀です。
「黒龍 しずく」を実際にいただいてみた!
地元でも入手困難な極みの酒「黒龍 しずく」が、今回知人から送られてきたので、勿体無いと思いつつも、早速いただくことにしました!!
箱を開けて、ボトルを取り出します。
早速ボトルのラベルに目が行きます。越前和紙とその中央に「黒龍 しずく」のみでシンプルではありますが、どこか重厚かつ趣を感じさせます。
容器は明治末から長年使われている、アンティークボトルを再現し起用しているそうです。
私は数年前にもいただいた事があるのですが、その際は「大福帳」のタグ札がぶら下がっていましたが、今はないみたいですね。
以前ついていた「大福帳」のタグ札の中に、*しずく*の命名由来が書かれていましたが、簡単に申し上げますと、『大寒の寒さの中で秘術を尽くして作る大吟醸、このお酒のもろみを酒粕と清酒に分離する作業の時に、酒袋に入れて吊るし、自然に滴り落ちてくる一滴【雫】しずくからつけられている』みたいです。
実際口にしてみた感想…
吟醸ならでは、香りはマスカット系の香りがほのかに香り、口に含むと滑らかな舌触りで、透き通る様にすーって喉の奥に落ちていきます。甘味は少なめですが、後からほんのり甘みを感じます。一言で言うと…凛と綺麗な感じ!美味しい!
色々な料理に合いそうです!
私はお刺身と一緒にいただきたいと思います。
大吟醸「黒龍 しずく」概要
大吟醸
日本酒度 +4.0
アルコール分 15度
限定品 6月、10月販売予定
720ml 5,000円(税抜)
黒龍酒造様のお酒を購入したいと考えている方は、特約酒販店のみでの流通販売となりますのでおお気を付けください!特約酒販店リサーチはこちらのアドレスをコピペして検索くださいね↓↓↓
問い合わせ
電話: 0776-61-6110
まとめ
今回は、地元福井県の地酒、黒龍酒造さんの「黒龍 しずく」を紹介させていただきました。地元民でも貴重で中々手に入らないお酒をいただけてラッキーです。みなさんもぜひ一度、この限定品のお酒を飲んでみて下さい!蔵元のこだわりを感じることができる素晴らしい地酒ですよ!
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